SPインタビュー
コンプレックスを武器に変えて「服も生活もカラフルになりました！」
風俗で稼ぐには「可愛い容姿」と「抜群のプロポーション」が絶対条件と思っていませんか？ ですが、自分が思う「キレイ・可愛い」と、他の女性が思う「キレイ・可愛い」の基準はかなり曖昧です。しかも、それこそ世の男性から見た「キレイ・可愛い」とは大きく違ったりもします。今回は、自分のコンプレックスをうまく武器に変え、安定した高収入で「生活のカラフル化」に成功した「ぷりんちゃん」に話を聞いてきました！ 人の好みはホントに十人十色なんです！
- ぷりんちゃん 22歳 在籍1年
- 未経験で風俗業界入り。体型のコンプレックスもここでは逆に武器になると思い入店。最初はガチガチになるも今では個性あふれる接客から人気者に。この業界に入って良かったなと思ったのは「自分を解放することで未知な自分にも会えたこと」なんだとか。
Q&A ぷりんちゃんに質問！
- Q.入店のきっかけを教えてください
- A.前の会社（WEBデザイナーをしていたそうです）でかなり嫌なことがあり、また自分の体型にコンプレックスがあったので、次の職は「ぽっちゃり体型」を生かせるものがあればなあと思ってたんです、ただ、正直最初はかなり抵抗ありました。だからまずは気軽に話を聞いてみよう、それで厳しそうならやめとこうって思って電話しました。あとは地元から近いところでってのもありましたね。
「軽く話だけ聞いてみよう！」
は実際通用するのか
多くの働く女性たちにとっては、まだまだハードルが高い「風俗業界」。でも実際のところ興味がある子は少なくない、そこでみんなが思ってるけど口にはしない「面接だけして実際には働かないで帰ってくる」ってことが実際できるのか、またそれをしてる子がどれくらいいるのかを調査してみたぞ。まずは下の円グラフを見てみよう。
入店面接だけで実際に
働かずに帰ったことがある
一見数は少ないように見えるけど、実はこの数字、今現在風俗業界に入っている人たちに聞いた数。その詳細は…
「移籍先を探していた時にしました。
前と比べてあまりに条件が良くなかったので」
「最初はそんな気なかったけど、
すぐ働きたかったので条件よくなかったけど
働き出しちゃいました」
「今思えば、やっぱり最初にちゃんと
選んでおけば良かったなって思ってます」
「働き出してから、その条件を一つずつ
変えていくのはかなりキツい」
NOを選んだこの中にも「やっておけば良かった」って考える子が多いみたいです。風俗業界は万年人材不足なので、実際は働き手の方がかなり有利。罪悪感を持ち「早く面接を終えたいからココでいいか」という考えの方はもったいないことをしているかもしれません。本当に不安なことに関してはしっかり聞いた方がいいですね。
- Q.入店初日のエピソードを教えてください
- 超ガクブルでした（笑）。でもプレーに入ってから少しずつお客様に引っ張ってもらって徐々にですが自分の素を出すこともできましたし、かしこまって丁寧にしすぎることもなくていいんで「これなら大丈夫かも」って思いましたね。
- ー 業界初でいきなり素を出せたのは珍しいですね。
- ぷりんちゃん：初めてのお客さんが結構変態さんで（笑）。母子プレー的な感じを希望されていました。で、最初なんで引き出しもないですし、頑張ってイメージを膨らませましたが、素を出すしかなかったですね。意外といけるんだなって自分の未知なる部分に出会った気分でした（笑）。
- Q.お店の好きなところはどこ？
- いっぱいありますよー
-
- ー 「（女の子同士の）仲がいい」ではなく「仲良くできる」というのは初めて聞いたきがするんですが
- ぷりんちゃん：うちは個室待機ではなく、集団待機なのでみんなとのコミュニケーションが必須です。特に挨拶はその中でも重要です。面倒かもしれませんが、それをきっちりやって会話の能力を上げておけば、お客さま対応にも応用がききます。他にも仲良くなれば女の子同士でアドバイスや相談もしあえるので、嫌なお客さんにあった時にその嫌な気持ちを薄くできるし、3Pコースで協力して稼ぐこともできます。仲良くなることで働く環境はすごく変わると思います。ただ、「一人がいい」という人もいますから、あえて「仲がいい」ではなく「仲良くできる」にしたんです。仲良くすることも仲良くしないことも「できる」ので。でも個人的には仲良くした方がいい気がします。
-
- ぷりんちゃん：週5日の勤務体系で大体10時から21時くらいまで働いてます。風俗業界には西川口というブランドは強いみたいでお客様の人数も安定していますし、中でも「ぽっちゃり専」はお客様の年齢層も幅広い（ぷりんちゃん自体も10代から70代のお客様をお相手にしたことがあるらしい）んです。1日平均で4,5人のお客様に対応していますね。
-
- ぷりんちゃん：正直ウチの一番いいところだと思います。この業界は、日々の仕事でどうしてもモチベーションが下がることがあるので、それを上手に支えてもらってます。お客さんがつかない日もありますし、気分が乗らない時とか。あとはシフトの調整とか、実際かなり面倒をかけてしまうと思うのですが「いいよー」って明るく言ってもらえたりとか嬉しいです。
ぷりんちゃんの給与明細
安定した稼ぎを一番使うのはズバリ食費（笑）。美味しいもの好きでもあり、お酒も好きなぷりんちゃんは、仲良くなったお店の子と飲みに行くこともあるそうです。貯金も忘れずに頑張っているとのこと。かなりのしっかり者です。
- Q.お店にはどんな女の子が多い？
- 年齢層もそうですが、一番はみんな個性がしっかりしてること。これって大事です。明るい子が多いので待機室では結構ワイワイしてたりします。ちゃんと話せる子が多いので嬉しくも頼もしくもありますね。
- Q.お客様年齢層や人柄は？
- 一番多いのは30代から40代なのですが、お客さんの年齢層の幅がすごいです。下は18歳から上は70代まで。フェチ系のお店なので結構変態さんは多いですが、みんな「陽気な変態さん」なので楽しくお仕事させてもらってます。
- Q.この仕事に就く前と就いた後で
一番変わったことはなんですか? - いろんな意味で生活が「カラフル」になりました！
ぷりんちゃん：それまではコンプレックスもあって服装もすごく地味だったんです。色合いも基本モノトーンと頑張ってカーキくらい。でもある時お客様から「もう少し自信持っていんじゃない」って言われるようになって、少しずつ変わりました。そのころから生活のお金も安定するようになって、服装も明るい色を選ぶようになったんです。最近では源氏名の「ぷりん」に合わせた服も買うようになりました。ちょっと冒険して「黄色と茶色のぷりんコーデ」とかお店のわたし用にも服を選ぶようになってます。安定した収入を得てからの生活は、いろんなこと（海外旅行やショッピング）を我慢しなくていいようになったので見える世界も「カラフル」になった気がします。
普段はあまりお化粧にお金をかけないというぷりんちゃんですが、これだけはというコスメがこちら。1974年に誕生したロングセラーのお化粧水。お肌を酷使するこの業界ではメンテナンスがかなり重要のようです。「肌を引き締めるのでお化粧のノリもすごく良くて崩れにくくなるし、ニキビや肌荒れも防いでくれます。ちょっとお値段張りますがその価値はある1本ですよ」とのこと。
- ■商品
- 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル/アルビオン
- ー 最後にこれからこの業界で働こうと考えている後輩の女の子たちにひと言お願いします。
- ぷりんちゃん：これは自分個人の意見ですが、わたしは続くか続かないかは何よりお店の環境と本人のコミュニケーションが大事だと思っています。頑張ろうとするモチベーションを保つことが重要なので、一緒に働く女の子たちを敵と見ず、仲間として働けるところを選んでほしいです。もしぽっちゃりさんであれば是非ウチで一緒に頑張りましょう（笑）。
- ー ありがとうございました。
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