SPインタビュー

AVがブラックってホント!? ~新人女優が見たAV業界~

AVがブラックってホント!? ~新人女優が見たAV業界~

ここ最近、社会的な問題として取り上げられることの多いAV業界。
でも実際のところ、どうなの?
むりやり嫌なことさせられたりしない?
気になることはAV女優さんに直接教えてもらいましょう!
今回は新人AV女優のぶっちゃけトーク、炸裂します!

 むりやり嫌なことをさせられたら、
すぐ辞めるつもりだったんですが・・・ 

滝川穂乃果さん
2018年8月デビューの新人AV女優

滝川穂乃果さん 30歳 在籍:10ヶ月

OLや飲食店での仕事を経て、「仕事のやり甲斐」や「刺激」を求め30歳にしてAV女優に転身。社会経験のある大人だからこその視点で、AV業界で感じたナマの感想を語ってもらいました。

滝川穂乃果さんに聞きました!

  • Q.スカウトをされてAV女優になったんですか?

    A.私の場合は「求人サイト」に登録したら、
    AVプロダクションからスカウトメールが届いて・・・

    滝川穂乃果さん

    今までOLや飲食店で働いてきたんですが、どのお仕事も正直やり甲斐を感じることがなくって(苦笑) 「なにか刺激のあるお仕事ってないかな」と思って見ていたのが「高収入求人」のサイト。特にお金に困ってたわけじゃないんですけど、でもエッチはどちらかといえば好きだったので(笑) そこのサイトに登録したら、ココ(オフィスBLITZ)をはじめAVプロダクションや風俗店からスカウトメールをいただいたんです。その中でも一番早く、そして自宅の近くまできて面接をしてくれたのが「オフィスBLITZ」のマスダ社長でした。お話を聞かせてもらい「AV女優って楽しそうだな」と興味がわいたので、ココでAV女優になることを決めました。

  • Q.風俗よりもはるかに「身バレ」「顔バレ」しやすい

    AV女優ですが、気になりませんか?

    A.特に気にならないですね。
    別に隠すことでもないと思っているので。

    自分から「私、AV女優です」なんて言って回ることはないですよ(笑) 親や友人にも、AV女優とは言ってませんけど、でも悪いことをしているわけじゃないのでストレスに感じることはないですね。(もし両親や友人に「AVに出てるの?」と聞かれたら?)う~~ん、他人のそら似じゃない?って、最初は誤魔化すかも(笑) でもAV女優になると決めた以上「身バレ」「顔バレ」は覚悟してますから、気づかれたら、その時はその時かな、と。そんなに深刻には考えてないです(笑)

    滝川穂乃果さん

「風俗業界」と「AV業界」から誘われて、「AV女優」を選んだ理由

滝川穂乃果さん
理由1

「刺激」や「楽しさ」が味わえそう

以前の仕事を辞めた理由のひとつが「変化のある生活」でした。たぶん「風俗」だとお客さんは変わっても日々のルーティンはそう変わらないと思う。でも「AV」だと作品のたびに内容も変わるし、いろんな現場や人に会えて刺激があって楽しそうだと思えたから。

理由2

安全面、衛生面

「風俗」は知らない人と密室でふたりっきりになるので、ちょっと怖いかなっと(汗) また不特定多数の男の人と接することに対しての心配がありました。その点「AV」は周りに人も多くいるし、男優さんはプロの方で病院に行ってちゃんと検査もしてらっしゃるので、私は「AV業界」のほうを選びました。

  • Q.ここ数年、AV業界は「AV出演強要問題」などありました。

    「AV業界入り」に不安はなかったですか?

    A.最初はダークなイメージもあったんですが(笑)
    実際は想像以上にクリーンな業界でしたね。

    滝川穂乃果さん

    AV女優になって1年も経ってませんが、特に「問題」を感じる場面に遭遇したことはないです。まず「オフィスBLITZ」のマスダ社長が面接をしてくださった時に、いろんなこと、例えば「ギャランティ」のことや「NGプレイ」など業界の説明をしてもらい、納得したうえで契約書にサインをしましたから。まあ、もし本当に嫌なことを強要されたら辞めちゃえいいかな、と考えてましたけどね(笑) ただ自分の意志で「AV女優」になると決めた以上、中途半端な気持ちではなくある程度(何かあるかも、と)覚悟もしてました。だけど撮影現場はスタッフさん達が気を遣ってくださって楽しいし、サイン会も楽しいし、ホント、嫌な体験は今のところないんですよ(笑)

  • Q.それでも過酷だったことや辛かった撮影など、

    何かあったでしょ!?

    A.ん~・・・あっ! 騎乗位シーンで脚が辛かったこと!

    (はぁ!? そ、そんなことプライベートでもありますよね?汗)だって思い返してもホントそれくらいしか思い浮かばないです(笑) 人によって「過酷」「キツイ」の基準は違うと思うので、私が平気でも他の人が大丈夫かは分かりませんよ。例えば複数の男性に囲まれて順番に絡む撮影シーンがありましたけど、私、そういうの嫌いじゃないし(笑) でも言えるのは、撮影の現場ももちろんですが、メーカーさんとの打ち合わせでも「こういうことできる?」という確認を必ずしてくれました。それは前もって伝えていた「“NGプレイ”にないこと」も含めて。それでも嫌だなと思ったことが一度もないんです。AV女優になって本当に充実しているし、すごく今を楽しんでます(笑)

    滝川穂乃果さん
AV女優になって良かったと思う瞬間は? 滝川穂乃果さん

メーカーさんのイベントやサイン会に“滝川穂乃果のファン”の方が来てくださることが、AV女優をしてて一番嬉しいしと感じる瞬間だし、やり甲斐を感じますね。私のDVDなどを持って会いに来てくださる、それも時間とお金を遣って!
ファンの方に、そんな労力を伝っても会いたいと思っていただけてる、それが嬉しいです!また月に数回「撮影会」もしてますが、わざわざ参加費を払って来てくださる。そういう“ファン”の方との交流が励みになってます。ファンの人達の存在こそ「AV女優になって良かった!」と思う瞬間ですね!

AV女優のお金事情 給料明細

金額はヒミツですが(笑)日々の生活に困らない金額はいただいています。
またギャラは月に2回、締日ごとにいただいてますね。作品に対する自分のギャランティの額も前もって教えていただけるので、お金に関してもすごくクリアだと思います。
お金の使い道はエステやネイルなどの美容系に月2回ずつ、それ以外は生活費と貯金。派手に使うことはないですよ(笑)

AV女優・滝川穂乃果から

「AV女優になるどうか」を迷っている
女性にアドバイス

私からはひと言、「迷ってるくらいならやってみたら?」です(笑) 「顔を出して、人前で裸になって演技をすること」をリスクと考えるなら、しない方がいいと思います。でも「迷う」ということは「やってみたい」という気持ちもあるから迷うんじゃないですか? だったらAV女優になってみて、そして「嫌だな」と思えばすぐ辞めちゃっていいと思うんですよ(笑) 私は30歳でAV女優になりましたけど、今はすごく充実した生活をおくってます。興味ある女の子は話だけでも聞く価値あると思いますよ。それで「できない」という判断でも遅くないと思う。悩んでいるだけじゃ何も始まりませんよ!

滝川穂乃果から

オフィスBLITZ社長・マスダ氏にお話を聞きました!

  • Q.いきなりですが「AV出演強要問題」など

    経てAV業界は変わりましたか?

    A.以前とくらべて書類が増えましたね

    オフィスBLITZ社長・マスダ氏

    これまでもすべてのメーカーやプロダクションが、「出演強要」のような悪質なことをしていたわけじゃないんですよ。でも、そういう問題が起こった以上、我々としてはより襟を正し取り決めを明確にしていくために、書類の数が増えましたね(苦笑) でもそうやって“ナアナア”にせず一つ一つクリアにしていくことで、AV業界がより女性にとって仕事のしやすい環境、業界になってきているとは思います。

  • Q.滝川さんにAV業界で「辛かったこと」「過酷なこと」を

    聞いたんですが「ない」と・・・本当ですか?

    A.本人が言うんだったらホントじゃないですか?(笑)

    オフィスBLITZ社長・マスダ氏,滝川穂乃果さん

    本人と面接し、契約する段階で「できないこと」「NGプレイ」などしっかり聞きとりをして、彼女のマネージャーもしっかり把握してもらってます。だから作品のオファーがあった場合、女優本人に一度確認はしますが、あまりに「できないこと」が多いオファーは、そもそも取ってきません。またメーカーさんと作品の打ち合わせをする段階から女優本人も同行し、先方からも「こういうことはできますか?」と確認してもらってます。できなければその場で「できません」と答えて変更してもらいますので、撮影現場で嫌な思いをすることがないんだと思います。もちろん「寒い」「暑い」「帰るのが遅くなった」とかはあるでしょうけどね(笑)

  • Q.「オフィスBLITZ」はどんな女性を求めてますか?

    A.自分の意思をハッキリ言える女性がいいですね。

    AVはいろんなジャンルがあるので年齢はとくに問題じゃないです。ただ「顔出しNG」だと、正直辛いですね(苦笑) そういう作品もあるけど、数が少ないので常にお仕事があるとは約束できない。そういった女性は「パーツモデル」とか、別のお仕事の話をさせてもらうことがあります。でも一番大事なのは自分の意思をハッキリ言える女性。一番困るのは、面接時、採用されたくて「なんでもできます!」「がんばります!」と言って、あとから「やっぱりできません」と言われること(苦笑) こっちも表情見て「無理そうだな」と分かるんですけどね(笑) ただこういうことが後々「強要」などと言われ問題になってしまうので、できないことは遠慮なく「できない」って言ってくれたほうが逆に助かりますね。
    ヴィジュアルも大切ですが、これは当人の意識とこっちが求めるものにギャップがあったりします。だから見た目に自信がなくても、まず「(AVに)興味がある」だけでいいので、一度我々の話を聞いてもらいたいですね。それだけでも世界が広がると思いますよ。

「しない後悔よりもする後悔」。
年齢は関係ありません。

まず「AVに興味あるかも」からスタートです!
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