~前回のあらすじ~
ある日社長に呼び出された一人のキャバ嬢。
キャバクラでバイトを始めて2カ月。
愛人契約発動か!? と思われたが、社長の口から飛び出した言葉に衝撃が走る。
「ダイエットしないと時給下げるぞ?」
社長にこんなことを言わせるキャバ嬢とは一体…?
…あたしだよっ!!
まさかのちゃんチムが名乗りを上げた。そして彼女の口から真実が語られる。
「お寿司が好きです☆でもマヨだく唐揚げの方がも~~っと好きです☆」
さて、前回の続きです↓
オジサマたちのぬるま湯に浸かりすぎて、すっかりふやけたちゃんチムは気が付けば8kgも体重が増えていた…。
しかもキャバクラバイトを始めて1カ月という短期間。本気出してたらもっと増えてたかもしれない。
相撲取りになりたいのに食べても食べても体重が増えなくて困ってる相撲少年に、ぜひともこの体質を分けてあげたい。
いや、完全に譲渡したい。返品しませんって誓約書も書かせたい。
でもね!みんな!忘れないでほしいの!
地域ではレベル高めのキャバクラでナンバー2に君臨していたという事実ね!
しかもバイトしてから2カ月目だからね?
それだけ接客したんだよ?キャバクラバイト頑張ったよ?
何より場内指名されまくりだったよ?
場内指名もらえるキャバ嬢=「そのお客さんにプラスになる場の空気を作り出せる嬢」って思うんだよね~。
だってさ。前回のちゃんチムがこんなだったら微妙じゃない?
シャンパン大好きー!(だけど売上のために飲んでるの!
ポッキーゲーム?(うざくなったら黒服に言って違う席に回してもらお~っと)
ツマミ?(じゃあテーブルの上豪華に見えるし私の価値も上がりそう☆フルーツ盛りで~一番高いやつね!)
出前?お寿司?好きだよ!(こんな時間に米食べたくな~い。でもアフターに寿司誘われるよりはいいか!)
え?他にも出前?
(太るからつまんでるフリすればいっか。料理じゃなくてボトル入れればいいのに)
こんなのよりは全然いいと思うんだ!!(言い訳)
ちなみにちゃんチムに会いに来てくれるオジサマたちは
みんな、MMR属性なんだよね!
え?MMR属性って何?って?
み(M)ま(M)もり(R)属性の略だよ☆見守りね☆
Mな人が多いのが特徴なの~☆
ちゃんチムの駆け引きしてない(実際は腹黒いほどしてる)
純粋な笑顔に癒されて(営業用スペシャルスマイル)
たくさん食べる姿を恥ずかしげもなく見せてくれて(美味い飯にありつけて本能に支配されてる)
そういうちゃんチムを見守りたいんだと。応援したくなるんだと。
ワガママ言ったとしてもそれを優しく包み込むように聞いてあげたいんだと。
(そういう人には、あえてワガママ言わない派なんだけど、何故か?…それは次回教えてあげる☆)
そんな感じだからさ!
ちゃんチムが食欲ガマンできないからとか、実は太ってきたの気付かないフリしてたとか、
休みの日は運動しないで引きこもってポテチ食べながら1日中ネトゲしてたとか…
普段から特にダイエットとかしてないとか…そういうのが原因じゃないと思うんだよね!
そもそも太ったのは、ちゃんチム親衛隊のオジサマたちが大事に育てたからだし?
ってことはオジサマたちのせいだし?
嘘です。ごめんなさい。
出荷しないで~!お願いよ~!
2週間ダイエットしましたよ。オジサマたちにやさしく見守られながら(笑)
結局もとには戻らなかったけど、やばいレベルはかろうじて脱したみたいで
もろもろの賃金値下げは中止になりました☆
みんなも風俗やキャバクラでバイトするときには体型に気を付けてね!(笑)
忘れないで努力を続けることがいっぱい稼げる秘訣だよ!
ちゃんチム
元キャバ嬢&風嬢。高校卒業後、すぐさま憧れていた夜の世界へ。話題のレパートリーを広げるため一通りの風俗も経験し六本木の高級CLUBへ・・・。