床に寝そべってだらだら漫画を読んでいると、小さなノックの後、制服姿のみのりが顔を出した。
「ねえねえ、お兄ちゃん聞いて」
みのりは甘えん坊だ。僕の部屋に来ると、腕を組んで体をくっつけ、張りのいい乳房を押し当ててくる。俺が言うのもなんだが、みのりは結構可愛いしスタイルもいい。腰からお尻にかけてむっちりしていて男受けする体つきだ。 正直、俺の体が毎回反応してしまい、困っている。
「今日更衣室でお尻が大き過ぎるってからかわれちゃった。お兄ちゃん、私のお尻、どう思う?」
くるりと背を向けると、おもむろにスカートをめくり始めた。
「ちょ、何して…」
俺が制するのも聞かず、丸くて形のいいおしりを突き出した。一般的なサイズのパンツが小さく見えるくらい、みのりのお尻は肉厚で迫力がある。
「あ…ああ、まあ確かにでかいかも…」
「えーっそんなことないよ、もっとちゃんと見てよ」
ぐいと、俺の顔にさらに近づける。
「お、おい、やめろって」
「あはは、お兄ちゃんお尻フェチだったよね? 嬉しい?」
「だ、誰がみのりのお尻なんか…」
「えーっひどーい! じゃあ、こうしてやる」
自分のパンツに手をかけ、一気にずり下ろすと、生のお尻を俺の顔に押し付けた。鼻と口を柔らかな肉に塞がれ、息が出来ない。
「ふふ、どう? 妹の生尻に押し潰される気分は?」
「ほま、はへろっへ」
「あん、やだ、口つけたまま喋らないで」
尻の肉を両手でがっしり掴むと、みのりが「やぁん」と甘えた声をあげた。AVでしか見たことないような光景が、今目の前にひろがっている。こんなことしちゃいけないとわかっていても、自然と手が動いていた。
十本の指で弾力を確かめながら、尻の肉を広げると、小さくすぼまったアナルと熟れた秘裂、そして僅かな陰毛が見えた。大陰唇をさらに開くと、ぬかるんだ肉孔が愛液にまみれててかっていた。みのりの肉襞は小さく収まっていたが、それでも充血しているのがわかった。
「はぁっ…っ、なんか、お兄ちゃんに見られると、どんどん濡れてきちゃう…」
みのりはしきりに腰をくねらせ、悩ましげに俺を誘った。
「お兄ちゃん、お願い…妹のおま●こ、舐めてぇ」
「うぅっ…」
おそるおそる舌を伸ばし、舌先がピンク色のぬかるみに触れると、みのりは「はぁんっ」と声をあげ、体を震わせた。ピチャピチャと音を立てて恥孔に舌をねじこみ、溝をなぞる。
「あぁっ、あっ、お兄ちゃんっ…いいっ、それ気持ちいい…っ」
奥から愛液が滲み出ては肉から溢れてみのりの内腿を濡らした。
「あ、いくっ、いっちゃう…っ、お兄ちゃんにペロペロされていっちゃうぅ…っっ!」
みのりは自分で激しく腰を振った。
「いくっ…いっ、はぁああっ…んんっ」
痙攣するヴァギナをひとしきり俺の顔に押し付けると、中腰の姿勢からヘナヘナと倒れ込んだ。大きなお尻の間から、濡れそぼった肉裂がのぞいていた。
みのりは、しばらくグッタリとしていたが、やがてゆっくり起き上がり、俺に抱きついた。目を潤ませて、物欲しげに股間を撫でた。
藍川じゅん
元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中。