「あっ、あっ、気持ちいいっ…そう、そこ…すごくいい…ああっ…」
筋に沿って下がり、小陰唇を口に含んで甘噛みする。
「はあっ…そこ、感じちゃ…っ」
先輩が大きく腰をうねらせた。細かい舌の動きにいちいち反応してくれるのが嬉しかった。控えめな襞の間でヒクヒク動くピンク色の穴に舌をねじ込んでみると、一層腰の動きが激しくなった。
「おま●こ…おま●こ舐められるのすごく気持ちいいの…」
白濁した愛液が中からどんどん溢れて割れ目を伝い、お尻までぬるぬるになっていた。
「お尻の穴まで濡れて、ヒクヒク動いてます…」
「やあっ、んっ…恥ずかしい…っ、でも、なんか…興奮しちゃう…」
愛液を大げさな音を立ててすすると、喘ぎ声がより大きくなった。
「ああっ、あっ、いいっ…気持ちいいっ…イッちゃう…!」
「先輩が、いくとこ…見たいです…」
「見て…私の恥ずかしいとこもっと見て…!イク…いきそう…っああっそう、そこ…!」
太腿からつま先まで力がこもり、足がピンと伸びる。
「あっ…イク…イク……ッ!!」
ビクビクッと下半身を痙攣させ、快楽を貪るその姿はいつもの綺麗な生徒会長ではなかった。だらしなくうつろな目は狂人そのもので、僕をひどく興奮させた。
制服のズボンを脱ぐと、我慢汁で下着がありえないほどグッショリ濡れていた。先輩は僕の硬くいきりたったペニスを見るなり顔を輝かせ、膝をついて「すごい…立派なおちんちん…」と亀頭に唇を寄せた。
先輩の柔らかな粘膜が亀頭を包み込んだ途端、唐突な絶頂に襲われ、今まで我慢していた精子を一気に放出してしまった。急に大量の精子を口内に注ぎこまれ、先輩はむせて前かがみになった。
「す、すみません…ずっと我慢してたから…!」
少し涙ぐんだ顔をあげ、「ビックリして飲んじゃった」と笑った。精子がまだ残る先端に舌を伸ばし、鈴口を刺激する。
「ううっ…今出したばっかりだから…」
「大丈夫、何回でも出せるでしょ?」
カリの周りを円を描くように舐め回すと、陰茎がみるみる大きくなっていった。
「ほら、もうこんなにパンパンになっちゃった…よっぽど我慢してたんだね」
唾液をたっぷり含ませ、喉の奥まで咥えこんでジュッジュッと音を立てる。首の動きが激しくなると、芯がはち切れそうに我慢できなくなる。
「うっ、ううっ…先輩、僕もう…」
「ふふ、まだイッちゃダメ」
ブレザーの内ポケットから生徒手帳を取り出し、その中に挟んであったコンドームを素早く開けた。慣れた手つきでくるくると装着すると、
「次は私のおま●こでイッて」
と、悪戯っぽく笑った。唇の端に僕の残滓が残っている。
床に寝るよう指示された。先輩はいつのまにかブレザーもスカートも脱いでブラジャーだけになっていた。苦しそうに息を吐く僕の顔を見据えながら、ペニスの上にゆっくり腰を沈めていく。
「はぁっ…あん…大きい…」
「ううっ」
「ああっ…君のおち●ちん、すごく気持ちいい…見て、私のおま●こが君のおち●ちんを咥えこんでるの、わかる?」
ぬるぬると光った僕の陰茎が先輩の肉襞に包み込まれ、上下に出たり入ったりしているのが見える。膣の中は想像よりもずっと熱く僕を締めつけて離そうとしなかった。先輩は獣のように夢中で腰を振り、ブラジャーからこぼれた白い乳房を掴んで自らの指で乳頭を刺激していた。
「ああっ、んっ…いいっ、すごい…っおかしくなりそう…っ」
「先、輩…っ、僕、もう…」
「ダメッ、まだ我慢して…!もっと気持ちよくして…」
細かく円を描くように腰を振ると、亀頭の先端がコリコリした部位にぶつかるのがわかる。
「ああっ、ここっ…擦れちゃうっ…!」
「なんか…当たって…僕もすごい気持ちいいです…」
「ああっ、んっ、そこっ、もっと…もっと突いてぇ!」
下から突き上げるように腰を動かすと、先輩の中がさらにきつくなった。
「いいっ…! そこすごいのっ…ああっ、イク…ッ、私、イきそう…っ」
「僕、もう…っ」
「んっ…ああんっ…すごい気持ちいいの来ちゃう……っ! あっ、イク…イク……ッ!!」
「先輩…っ」
「あああーっっ」
先輩は全身を大きく痙攣させ、倒れこんだ。僕たちは何も言わず、汗ばんだ身体を重ねたままでいた。
最終下校の放送が流れていた。
その後、先輩と廊下ですれ違うと小さく笑顔で会釈してくれたが、視聴覚室に誘われるチャンスは二度と来なかった。
卒業後は都内の大学を1年で中退したらしいが、その後は結婚したとかAVデビューしたとか沖縄の裏風俗で働いてるとか、いろんな噂が飛び交った。
僕は未だに放課後の視聴覚室の匂いを思い出してオナニーしている。
藍川じゅん
元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中。