深夜の大きな公園のパーキングで、彼からカーセックスを求められた。
クルマの中で彼のオチ●チンをフェラしてあげたら、我慢できなくなったみたい。
わたしは運転席と助手席の間を抜けて、後部座席へと移動した。下半身丸出しの彼も、シートの間からこちらへ移動してきた。
おいおい…おしり…外から丸見えじゃないの?
彼は助手席のシートを前へずらしたり、後部座席をリクライニングさせたりして場所を整えだした。
前の席と違って、後部座席の窓はスモークが張られていて外が暗く見える。後部座席は隣り合ったシートがつながっているので隙間がなく、彼とも密着できる。
辺りのことは多少気になるけど、彼が激しく唇を重ねてくる。
チュ…チュバ…チュ…
硬く熱を帯びたオチ●チンが、太ももを突く。
スカート…汚れないといいなぁ…
チュバ…ジュ…
キスの音が車内に響く。外からは…男性の話し声が聞こえてくる。クルマの中…見えてないよね…
彼はスカートをたくし上げ、ストッキングをズリおろしはじめた。伝線されたくないから、腰を浮かし、自分でおろす。パンプスは…車内のどこかに落ちてるハズ。あとで電気を点けてもらって探せばいい。
ショーツも脱がそうとしてくる。でも、外から見られちゃいそうなので、なんだか抵抗がある。
「恥ずかしいの?」
意地悪な質問を投げかけながら、ショーツの横から指を滑り込ませてくる。まだ、ちゃんと閉じてるアソコ。彼はアナルの方から指をすべらせて、ビラビラの中に指を滑り込ませようとしてる。
「うわ…すごく濡れてる…外だから興奮してるの?」
ヤダ…そんなことないよ…
でも…クルマの中だけど、外でしてるみたいだから、いつもと違う感じ…わたし、そんなにエッチじゃないのに…
チャ…クチャ…
彼…わざとアソコの音を立ててる。気のせいか…自分のアソコの臭いが、いつもより濃い感じ。
「ショーツ汚れちゃうよ…脱がしてあげるね」
バカ…誰が汚れるようなことしてるのさ。
おしりがスッと空気に触れる。ショーツ、どこに置いたんだろう?
彼はわたしを抱きしめるように唇を重ねてきた。手は、アソコを虐めてくる。
チュバ…チュ…チュ…クチュ…チャッ…チャ…
糸を引きそうな粘度の高い音が、車内いっぱいに広がっている。
「俺のも触って」
オチ●チン…すごく硬い…いつもより興奮してるの?
しごいてあげると、なんだかペタペタしてる。わたしがフェラチオしたせい?先っぽもなんだか濡れてるみたい。シート…汚れちゃうよ?
車外からライトがさした。他のクルマが動き出したのだろう。すぐそばに、誰かがいるかもしれない。覗かれていたらどうしよう?怖くて目を開けられない。
グチュ…グチュ…
それなのに、彼はワザと音を立てて、アソコを虐めてくる。
声が出ちゃいそう。でも、外にいる人に、聞かれたくない。わたしは必死に指を噛んだ。
「すごくエッチだよ…挿れちゃおうかな」
あ…ゴム着けてない…
そんな思いが消し飛ぶほど、勢いよく彼が入ってきた。
「ああっ!」
声がでちゃった。ズンズンと突いてくる。激しいよ。
「あっ、んあ…はっ!」
声…もう我慢できない。
ブチュ…ブチュ…
「すごいよ…エッチな音してる」
いつもと角度が違う…もっと深く欲しいけど、全然いつもと違う感じ。
クルマ…揺れてない?外…人に見られていない?わたし…濡れちゃってる?スカート平気かな?イス…汚しちゃってないかな?
全然落ち着かない。なのに…淫らな事している感じがして、いつもより興奮している自分がいた。
「ああ…んあ…あん」
「どうしたの? そんなに声だしちゃったら、誰かに見られちゃうよ」
声…でちゃう…もっと出してもいい?すごく興奮してる。今なら…誰かに見られちゃってもかまわないよ。
「やだ…やだ…あっ!」
ホントは嫌じゃない。淫らなわたし…今日のわたし、ヘンタイだ。
クルマが揺れている。カーセックスしてるのバレバレだよ。目は開けられないけど、淫らなわたしを、見られたい。
そしてわたしは、彼の熱い物をお腹に感じた。
藍川じゅん
元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中。