現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

【第53話】「デリヘル嬢の金銭感覚」

2015.9.8

はい!そりゃー、ずれまくっております。白目

今はまだ、ましになりましたがぁ(離婚したので……。汗)以前は、値段も見ないで好き放題買いまくり、カードも限度額まで使いたい放題。財布にお金が入っていればきっちりと使い、あ、お金がない!と思えば、出勤する始末。「うーん、10万かぁー?4人お客さんつけば買えるし、まいっか!」となる訳です。普通のOLさんの10,000円が、あたしは、1,000円くらいかも知れませんね。さいわいにもギャンブルはやらないし、タバコも酒もたしなまない。ホストにも行ったこともないし、グルメでもない。え?じゃあー何に使うの?

とお思いでしょうが、あたしは無類の洋服好き。なので、買っちゃー満足し、札を切っていない洋服が雑多にクローゼットにてお眠しています。(同じ洋服が3枚とかある。白目)

基本デリヘルのお仕事って買われてなんぼの世界だし、自分の身体で稼いだお金。それだけに自分の為に使いたいと切実に思うのかも知れませんねー。きっちりと倹約し、貯蓄に回していたのならば、そーとー、貯まっているに違いないお金。通帳を眺め、ニタニタするタイプではない怠惰なあたし。余計に貯まりませんね。白目 買い物をしている時だけ頭が真っ白になり、高額なものを買う時の高揚感も快感になっていく。ある種、エクスタシーに近いものがあります。風俗嬢は基本さみしがりやが多い。高額お給料の使い道は嬢によりさまざま。有り体なのは、『ホスト』ですね。よく聞きます。

「あたしの彼さ、お金払わないと会えないんだよねー」

「え?それって、彼じゃなくって、ホストじゃないの?」言えやしない。けれど、この手の話はよーく聞きます。

なにかに依存しないとやっていけない業種かも知れません。あたしのように洋服だったり化粧品だったり。ホストだったり、ギャンブルだったり。自分で決めたお金の使い道。ある程度のブレは仕方ないですが上限を決めて使うといいかもしれません。「気がついたら日銭の為だけに働いていた」なんてことになっていたらつまらない。理想なのはしっかりと貯蓄し、『これだけ貯まったらデリヘル・風俗を上がる』と決めて、目標を持って仕事をするのが一番!風俗だって立派な仕事。どんな仕事をしていても、なにかしらの目標を持って仕事をすれば、お金を貯めるのも楽しくなり、仕事に対して意欲も湧きます。それが、お客さんへのよい接客にも繋がり一石二鳥です。

着飾るのも、自分を磨くのもデリヘル嬢の仕事です。そこにお金を使うのは大変よいこと。度が過ぎない程度の自分への投資ならこれはとってもよいことだと思います。

ガッと貯めて、パッとあがる。これがベストなのですがねー。ほんとうは。しかし、これが一番難しいー!

けれど、自分がしっかりしていれば、大丈夫。自分が身体をはって稼いだお金。自己責任です。自分が納得出来るようなお金の使い道を決めるのも自分。

せっかく、高額を得る仕事についているのだから、よりよいお金の使い道をしてほしいものです。あ!あたしですね。はい、はい、笑。

次回は、「○○フェチ」デス。

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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