現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

【第63話】「オプションの不思議」

2015.12.1

「あやちゃん、デンマのオプションと、オナニー鑑賞のオプションね」

送迎車に乗ったとたん声をかけられる。

あ、はい、はい、と、クスッと口許を抑えながら了解!と、快活に返事をした。

しかし……。今更なのだけれど…

今更かい!と、一人で突っ込んでみました 苦笑)

なぜ、あたしが、気持ちがいいことをして、オプションとなって、バイトの上乗せ料金を頂くのか?

正直、あたしは、部類のデンマ好き。(自爆)デンマのオプションね!などど、いわれると、むしろ、頬が緩みます。笑

「あん、デンマ恥ずかしいよ」

気がつけば、デンマをあてがい、思いっきり、アンアンと咆哮の雄叫びをあげ、お客さんが興奮を通り越して、白い目で見ていることも。どんだけー。

で、オナニー鑑賞のオプションは、もちろんのこと、デンマを使い、お客さんに見せます。

「あん、恥ずかしいよ」

見られていると、興奮して、本気でイっちゃいます。痴女?

なんて、ポジティブなデリヘル嬢なのでしょうか。って、自分でいうな。おい、おい。

と、このような、変態なデリヘル嬢はまれで、ほとんどの子は、バイト代のお金を余分にいただけるので、オプション自体は嬉しいけれど、率先しては、やりたくないに決まっています。本当はね。

完全な羞恥プレイなのですから。

お客さんはなぜ、オプションを頼むかと申しますと、興奮したい。デリヘル嬢の淫らな姿を目の当たりにしたい。羞恥心を煽りたい。性癖がサディスト。など。嗜好はさまざま。

デンマや、オナニー鑑賞は、王道中の王道。他には、アイマスク・コスプレ(これこそ、なんでだ?制服フェチですね)パンスト破り・パンティーお持ち帰り(弁当か?)ノーパン・ノーブラ・即尺(あって直ぐにフェ◯をすることね)。

でも、先にシャワーをしておいて!と、言っておく。けれど、やっぱり、躊躇いはある。

オプション料金は割と、安いので、デリヘル嬢はやりたがらない)ごっくん・顔射(前回の記事を参照ね)スパンキング(尻などをたたく)

少しハードになって(ハードになると料金が高くなる)、AF(アナルファック)イラマチオ・黄金・聖水・複数プレイ・レズプレイ・夜這い・前立腺・玉舐め……。

と、あげたら、キリのないオプションたち。

AF(アナルファック)は、えーと。うーんと。言葉に窮しますが、まあ、ローションをお尻の穴に垂らし、挿入するわけ。えー!あたしは、出来ませんが。出来るデリヘル嬢はたくさんいますね。

ネットを閲覧すると、『アナルOK』と、普通に書いてありますからね。

料金は高めですが、出来るならいいけれど、出来ないのに「出来る」と、オプション料金をとって、のち、「やっぱしできないー」などど、ならないよう、お客さんの逸物と向き合ってから、出来るかどうか、決めたほうがいいかも。笑

「よし、これなら、入る!」と、決めたら、「うん、大丈夫だよ」と、すればいいし。

穴は粘膜なのでとってもデリケート。お客さんはお金を払っているからといって、強引に攻め立ててくるおそれがあります。

オプションはバイト代であるお金が加算され、ありがたいですが、自分の身体の声を聞いてから、出来そうにないオプションはお断りしましょうね。無理は禁物です。

風俗バイトで一番皆無なのは、『無理をすること』です。

無理なら無理。嫌なら嫌と、はっきりいいましょうね。って、

「あやちゃんパンツちょーだい」といわれ、オプションで3000円であげたことがあるけれど、あのパンツね、350円だったし。あは。

貰って一体どうしたのか?全く不思議。

次回は、「風俗嬢と介護は似ている」デス。

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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