現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

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【第59話】「風俗バイト卒業(!?)後のこと」

2015.10.27

風俗バイトを始めるのは簡単なのだけれど…

デリヘルや風俗バイトを卒業するのって、お金の面でも…自由になる時間の面でも…難しいです。

今回はやめた後の風俗嬢はどうなるのか?を書いていきたいと思います。

いつまでも、続けられない?と思われるのが風俗バイト(そーでもナイんですがね)。

大病を患いやめるかもしれない。

結婚をしてやめるかもしれない。

急に風俗バイトの仕事が嫌になってやめるかもしれない。

理由は何であれ、いつかは、必ずデリヘルを卒業する日がくる。

でもまた舞い戻ってくる風俗嬢も多いっちゃー多いけどそれはまた別のお話で(苦´・艸・)

卒業後。

普通に就職しようとする時、履歴書に空白の欄ができます。

風俗バイトに携わった期間もありますが、長ければ、長いほど、空欄に。

風俗嬢とは、履歴書には書けません。なので、あたしは、仕事欄に『接客業』と書きました。

実は、あたしは、今まさに就職活動中なのでございます。(苦´・艸・)

渡り歩いてきた様々な風俗バイトの世界。

たまたまデリヘル嬢と主婦との二足のわらじだったけれど、今は離婚し、

どうしても普通の仕事につきたくて、職安に通っております。

いやぁー、世間の風は冷たいですねー。

ひしひしと感じます。

で、まー、困惑したのがその『履歴書』パート主婦とは書けるけれど、

深く突っ込まれると、言葉に窮し、口を噤んでしまいます。

手に職もないし、なんの取り柄もないあたし。

今思い返すと、もっと勉強をしておけばよかったと今更ながら後悔をしています。

風俗をあがろうと決めている嬢がいると思いますが、

まず、デリヘルや風俗業種をやめた後に何をしたいのかを明確に

目標を持つことがなによりも大事!

デリヘルや風俗業種は自由になる時間やお金が魅力的!

だからこそあぐらをかいてのんびり乗っかってるだけじゃ駄目。

何かしらの目標があり…強固な意志をもってやめないと、また風俗に舞い戻ってきてしまうからです。

昼間の飲食店のバイトだと、時給830円がいいところ。

うっそー。こんな安い時給?と…

疲れるわりには、安い時給に絶句し、なかなか昼職に馴染めないおそれがあります。

デリヘルのおかげで金銭感覚が麻痺をしているので、そこらへんから正していかなくてはなりません。

(あたしもですぅー!!)

最近では、元風俗嬢を肩書きに、講師になったり、

風俗店の専属講習員になったり、デリヘル店を自ら経営したり、デリヘル店のコンサルタントをしたりと…

マルチに活躍をしている方もたくさんいらっしゃいます。

『風俗バイトに定年はない!』のです。本当はね。辞めたい時が辞めどき。

その時はきっと他にやりたいことが見つかったときなのではないのでしょうか。

結婚をしてやめる。いわゆる、寿退社ですかね?

うーん、これって、あまり訊いたことないなぁ。

ってことは、風俗嬢はあまり結婚にこだわってはいないのかしら?

まあ、デリヘルや風俗業種は一人でも多額を稼げてしまうので、

ま、いっかぁ。チッ、おとこはいらねなぁー。になるのかな?( º﹃º )

本当は、おんなだもの。結婚はしたいですよねー。

けれど、風俗嬢をしていた過去のことは言う必要はなし

結婚するならば、風俗嬢だったことをしらない人がいい。

なかなか、出会いってないけれど、きっとどこかによい出会いもあるはず

いかんせん、男性に接する機会の多い仕事なのに、出会いがないのも風俗嬢のさがなのであります。

って、あたしも、再婚したいです!!!

うー、どこかに出会いがないかしら?フフフ。

やめる理由は『結婚』です。って誰か言ってー!

次回は、『冬の風俗のお仕事の苦難』です。

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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