現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

【第19話】リアル人妻フーゾク嬢

2014.12.23

最近はもっぱら『若妻・人妻・熟女』という範疇のお店が多数あります。

風俗サイトの検索で『人妻デリヘル』と検索に打ち込めばズラーッと出てきます。

ここ数年で『人妻店』は徐々に増幅し今では普通のデリヘル並にありますね。

『人妻……』って響きってエロく感じません?笑

一体何歳までフーゾク嬢が出来るのでしょうか?

はい!ぶっちゃけ年齢は関係ありません。

しかし、本当に『人妻』なの?って思う方も多いかと。苦笑。と

シングルマザーのコもいれば、バツイチのコもいるし、独身のコもいます。

もちろん!! リアル人妻もいます。あっ!! わたしもそうでした。(白目)

まー、わたしのことはさておき、今回は知り合いの『リアル人妻』さん

えー、美穂子(仮名)にしときますか。に訊いたお話しをリアルに中継致します。

美穂子(仮名)さんは42歳の主婦。旦那さんは一回り上の55歳。

子どもは20歳と18歳の男の子がいるけど、もう社会人とのこと。

平穏な家庭が滲み出ているふっくらした

色白のお金持ちそうな気品がある美穂子(仮名)さん。

「女でいたいんです」

美穂子(仮名)さんは目を潤ませ、わたしにボソッと言いました。

「え?どういう意味ですか?」

「別にお金に困っている訳ではないんです。ただ……」

彼女はソワソワしながら口が乾いたのかペットボトルの蓋を外し、

ゴクゴク喉を鳴らし半分まで飲み干したところで話しを続けました。

「渇いてしまうのが怖くて。男の人に触られたくて。この仕事をしています」

饒舌に話す美穂子(仮名)さんの目は

いつまでもオンナとして必要とされたいと懇願するような目。

訊けば旦那さんとはもう何年も夫婦の営みもなく、子どもも独立し抜け殻症候群に陥り

その虚しさから外に出て働こうと決めたそう。

勿論始めはフツーのパートを探していたのですが…

専業主婦1本できてしまった美穂子(仮名)さん。

簡単なパートならすぐ見つかると鷹をくくっていましたが…

やはりというか…まったく見つからず…

そこで、たまたま求人誌で見つけた

年齢は問わず。貴女をいつでもお待ちしております!!

と謳った『派遣型コンパニオン』の求人に目が止まり

美穂子(仮名)さんは直ぐに電話をしたそうです。

即採用され、フーゾク業界に40歳を過ぎてから足を踏み入れる事になりました。

浮気じゃない。

お金を貰っているのだから。

と、言い聞かせてはいるものの…

この仕事は…男性を気持ちよくさせる仕事

最初はかなり躊躇し、辞めようと思ったと言います。

然し…幾度と男性を射精に導くと…

「ありがとうね」

「凄く上手かったよ、また指名するね」

「こんな優しくされたの始めて」

自分自身の眠っていたオンナの部分を悦ばせる様な言葉を頂ける様に…

数々のお客さんの労いの言葉により

女として燻っていた美穂子(仮名)さん自身に

焚き火が勢い良く燃えるように火がつき、狂ったように従事するようになってしまったとの事。

「ああ、わたしでこんなに大きくなってくれて」

男性の勃起は自分の魅力とリンクしている。

そう美穂子(仮名)さんは言いました。

「魅力がなかったら勃起しないでしょ?悦んでくれて

わたしも気持ちよくなってお金を頂いて、後腐れない。こんないい仕事他にない」

と、ハキハキと言い、

出来ることなら死ぬまでやりたい、何歳までこの仕事が出来るのかしら?

綾さんは?いつまでやるの?」

質問をしていたはずなのに逆問答。

「わたしは……、わかりません」

ギラギラと女のヨクボーを見せ付けられた私は…こう発するのが精一杯でした。

美穂子(仮名)さんはどこにでもいそうな主婦なのに、

仕事の話となると…目元が妖艶に輝き…

これが女を呼び起こさせてしまった結果なのか…?!

そんな怪しい魅力に取り付かれてしまいそうに…なったわたし。

(まァそんな女のアヤシサも

別段お金に困ってないという余裕があるからこそなんでしょうけど…)

美熟女なーんて言葉のある今の時代。美穂子(仮名)さんのように

邪な動機でフーゾクに従事している女性もたくさんいるのだろうと思います。

フーゾク業界があるから性犯罪が少ない訳だけど

逆に仕事をして欲求を晴らす女性がいるならば

これはこれでありかなと思っちゃいますねー。

リアル人妻恐るべしですね!

次回は…!『フーゾク嬢の正直しんどい』です!!

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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