現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

【第93話】お客さんに言われ凹んだこと

2016.7.12

風俗バイトに

従事しているがゆえ、皆プロとして仕事をしているかと思います。

普通の彼女以上の彼女になる心の密着間をみせ、普通では味わえない技術的な気持ちよさ、

心地よさに導く。

それが、プロの風俗嬢に求めることです!

いわゆる、非日常を味わせることが風俗嬢・デリヘル嬢のお仕事。

まあ、業種問わず風俗バイトの醍醐味ですね。

みんなそれぞれ違うとは思いますが…私の中では風俗バイトといえどもお金を

頂いている以上、プロでいなければならないと思っています!

でも、自分なりに頑張っててもお客さんはよりすごいサービスを求めてきます。

風俗嬢だからできるでしょ?みたいな感じで。

風俗求人サイトでも書いてありますが、できないことは、できないときちんと初めから

言えばいいのだけれど、風俗求人サイトにちゃんと断っていいとかいてあっても、

ときにお客さんは無理強いしてきます。

その場合は『むりです』とはっきりと初めからゆっておくべきです!(経験上)

そうでないと、お客さんのほうがムッとしてしまい、時には酔っ払っていたりで

ストレスのはけ口につかわれたりします。

これは仕方ないとわかっていても私も正直凹むんですよね。

私の中では 「風俗嬢(デリヘル嬢)なのに、そんなこともできないのか!」って。

この台詞が一番凹みます。デリヘル嬢はホテルに出向きますね。

部屋をあけたけ、開口一番に「お願いします、何分にしますか?」と、当たり前のよう言ったら、

お客さんが眉間にシワをよせ、口ごもりながら、首を横にふり、呆れたよう言いました。

「え?まずさ、名前を名乗るべきじゃないの?で、当たり前だけどきちんと靴を揃えること」

あたしは、ハッとし、慌てふためき、『◯◯からきました。

あやです、すみません』と、謝罪をしましたね。

挨拶ろくにできないんだね。お客さんは言葉には出さなかったですが、

心の中の声ははっきりとデリヘル経験が長い私には聞こえました。

それ以降は、顔をあわせたら、挨拶。をこころがけ、笑顔で接するように心がけています。

挨拶にはじまり、挨拶に終わる。

風俗業界でなくても、挨拶って本当に大事なのだと実感しました。

今だからそんな事もあったなー。と思えますが当時は自分を責めました。

頑張っていたからこそ…余計にね(;;)

・挨拶をし、礼儀をわきまえつつ、気をつかいながら接客をしないといけない。

バイトでもお金を頂いている以上プロなんだと心から痛感することができました。

でも、今、風俗の求人を見ながらバイトを探している女の子や、

今、現役で風俗嬢をしている方には私と同じ失敗をしてほしくないので…

「すごいサービスや、容姿より大事なモノをお客様は評価してくれている」

心に刻んでおいてほしいなと思い、今回失敗談を書いてみました。(テヘ)

すべてのお客様に対応できるのがいいんだけど、風俗嬢・デリヘル嬢だからって、

うまい、下手は、あうか、あわないか。で決まるので、

お客さんの嗜好を汲んであげるサービスって何年たっても正直難しいよね。

出来るだけ対応できる幅をつくるっていう感じで取り組んでいけたらもっと、

自分にも自信を持つことができるから、今後の頑張る力にもなります。

本当に風俗バイトって奥が深いですね。

今回、デリヘル経験が長い中で私が経験したことなので、すべてがあてはまるわけではないですが、

今後の求人を探すときにプロになりたいならまずは風俗店の店長さんやスタッフさんが

しっかりしている求人を探して色々と売れる風俗嬢になれるコツを聞くのもいいかもしれませんね!

次回は、『お客さんにゆわれた、は? なことです』

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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