365日マネー女子宣言！（サンロクゴ）の現役デリヘル嬢のリアル体験～地獄でほっとけ～-第30話オンナのコのオナニー事情-

「やっぱりさー、こーゆう（失敬な！）風俗の仕事してるってことはさ、エッチが好きなの？」

よくお客さんに聞かれるんですが。。。

デリヘルの仕事をしているから＝エロいなんて発想どこからきたの？

エッチが好きだから風俗の仕事してるとでも？

はぁ？んなわけないし。むしろ、逆ですよね。

正直なところ風俗で働く理由は「お金」です。キッパリ。

まあ、お金は当たり前ですが、エッチが大好きな風俗嬢も少なからずいます。

わたしは、んー、もちろんお金もエッチも好きなのですが、

オナニーが大好きなのです！（自白）

特にデリヘルのお仕事で立て続けにお客さんがついた日なんかは、

帰って寝るときに思い出してしてしまいます（笑）

グッズなんかも使います。ただ娘と同じ部屋なので

寝息を確認してからでなければスイッチを入れられません（笑）

ふとんの中でひっそりとするオナニーが唯一風俗から解放される自分。

“解放”などと言ってしまうと、ずいぶんおおげさですが。

ほとんどの女性って中イキしないそうです。外でならイケるのにって。

外派？中派？という言葉があるように、みんな快楽のポイントはさまざま。

ですから、オナニーの仕方もそれぞれ違うはずです。

女性って言わないですよね。「あたし、オナニーしてるよ」って。

どこかに後ろめたい気持ちがあるように思います。

デリヘルでお客さんと風俗嬢としてプレイしていても、「ここが、気持ちいいの？」とか聞かれますが「違うわーそこじゃーなーい」とも言えず。

こういうときは自前のグッズを取り出し「これ、やって下さい」と。

「え？これってさ、オプションじゃないの？」と首を傾げるお客さん。

「いいのー、いいのー、してっ」と少々甘ったるい声でささやけば、「おー、じゃ、やってあげるー」となる訳ですよ。ヒヒ。

で、お客さんが違ったポイントを攻めると「チッ」と舌打ち。白目

この時点で、おもちゃに不慣れなお客さんは、興奮度マックス。

一気に終了へと導くのであります。

お客さんも喜び、わたしも気持ちよく一石二鳥とはまさにこのこと。

「あー気持ちよかった」と言ったら、お客さんが、「本当～？　デリヘルの子って演技上手いからさ」とか言われ。

そう言われてしまうと、本心をさらけ出すのもいまいちはばかれてしまい

「あ、イキそうでいかなかった、でも、気持ちよかったよ」と、やんわり論しておきます。イッタとか言うと、お金をもらっているのに悪いなぁって思っちゃうんですよね（笑）

そんな心配はいらないのかもしれませんが。

以前あまりに喘いだら（嘘で）「そんなに気持ちがいいなら、こっちがお金貰いたいくらいだよ」と、別に嫌味で言ったわけではなかったと思うけど、そうお客さんの目には映ったのでしょう。

マグロでもしらけるし、やりすぎな演技もしらけるし。

おもちゃも時に使いよう。ひっそりと悦に入る小道具しかり、時にはプレイのスパイスとして。

お仕事が風俗だからこそ、オナニーはした方がいいかもね。

（すみません、わたしのエロ話しで…笑）

次回は「疑似恋愛の行く末」デス。

藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。