デリヘル嬢あやの風俗・基本プレイスタイルは、まずベッドに寝かせ(当たり前か!)、お客さんの乳首からせめます。あー、もういいかなーってころ合いを見て、次のステップへ移るのですが…。
ここで、いつも迷うこと。
それは、キスをするかどうか?なのです。「えぇ?あやさん、風俗長いのに、それ、いまさらぁー聞くのぉー?」と思ったそこのアナタ。
これは、あたしの中のいちばんの問題なのです。 自ら唇をあわせてくるお客さんももちろんいらっしゃいます。でもこの場合は、ああ、哀しいかな。その時点で攻守交代となり、今度はあたしがせめられるのです(白目)。まー、風俗という仕事の流れ的にそれはそれでもいいのですが、うーんとか唸りながら、本マグロのお客さんには、キスはしないで、その後下半身に口を這わせて行きます。『パクッ』と下を咥えたら最後。もうキスはまずないですね。
キスもなくプレイが終わってしまう割合は3分の1くらいかな。「キスしてもいい?」と、律儀に聞いて下さるダンディーな紳士もいらっしゃいますが、もうすでに“ジュニア”を咥えた後。逆にいいの?と。
「え?キスしていいの?」と、聞いちゃいます(笑)。どうして、こんなことを考えるのかというと、以前キスを率先してしたら、
「あ、俺、キス嫌いだから、あと他に乳首とかもいらないし。下だけでいいよ」と、ぞんざいに言われて少しイラッとしました。 キスNG。身体もさわるなって。おいおい、あたしはTENGA(道具)ですか?は?と。言いはしませんでしたがちょっと哀しかったです(泣)。「キスはダメ」って言う風俗嬢がいるのは良く聞きますが、風俗を利用するお客さんでキスはダメなんていう奇特な方もいらっしゃるので「キスしてもいい?」と聞いた方が無難です。
「キスはいいの?」と反対に聞いてくるお客さんもいます。そういう気が利くお客さんは、優しい人が多いし無理強いはしない。 なので言ってやります。「キスはいい?なんて聞かないで。もちろんいいに決まっていますよ」(ドヤッ)と。おもねた声音で愛らしく(笑)。そうすると、男は単純。ムクムクと身体が反応して、MAXになります。キスも仕事(プレイ)を素早くさせる必須テクニックなのです。キスはもちろん好きな人とするものだけれどデリヘル嬢のあたしにはしょせん武器なのです。
キスから始まったお客さんは、みんな満足して帰っていきます。キスに始まりキスに終わる。キスは立派な愛情の形なのであります。あまり(下が)元気のない緊張されたお客さんには必ず聞きます。「ねえ?キスしてもいいかな?」って。したら『びょん』とかなって「よし」と。仕事がしやすい。帰り際も「ありがとうね」と頬にキスもありかも。
ってこれ、されたことたくさんあります(白目)。
次回は、「ありがとう、また」デス。
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藤村綾
風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。