現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

【第27話】風俗お客さんあるあるぅ~

2015.2.24

わたしは、風俗嬢として軽く3ケタ、いや4ケタの数の男性に接客してきました。多分。

と言ってもまだ現役のデリヘル嬢なので。ゆるーく増幅しております(笑)。

いろいろな種類の男性を見てきたこの確かな目で!

風俗に来るお客さんの行動を分析した、風俗あるあるぅ~を書いていきたいと思います。

よーくあるのは、お店に“部屋に入りましたコール”をしてるそばからキスを求めてくる人がいること。

えー、まだうがいもしてないしー、え? そんなせっかちなぁー、なんて思いながら、

抗うこともできず(雰囲気を壊したくないので)キスを受け入れてしまうわたし。

他には、やたらと洋服を脱がせたがる殿方。

「いいですってー、じ、自分で脱ぎますんでー」と、頬を赤らめてちょっぴり可愛いめ風俗嬢を演じたりもしますけど。

脱がすことで欲情してくれるならそれはそれでいいんです。風俗ってそういう場所ですし。

が、そういう場面に出くわしたときに限って、下着がダサい(白目)。ってゆうか上下おそろいのにしておけよーって(笑)。

結局ハダカになるのですが、下着もまた欲情のスイッチを押すので下着もおしゃれにしとかないといけませんね。

下着ついでに、「シャワーの後でもう一度下着つけてくれないかなぁー」という下着フェチ。あるあるぅー。

わたしのかなりくたびれた年期の入ったパンツをもらっていった殿方がいました。「3000円で売ってー」と懇願されてね、ってアホかー。

最早こうなると下着フェチを通り過ぎて変態です。

「俺って今日何人目のお客なの?」と聞いてくる殿方。

で? 聞いたところで何なんですかね? この質問も多いなー。

「あ、わたし、今日久しぶりの出勤でぇー、もちろん初めてですよ」と嬉々たる笑みで訴えるものの、それは風俗嬢の常套句。嘘です。

な訳ないじゃん。もう深夜の0時ですよ。とまあ、デリヘル頼んで自分が今日初めてのお客さんだったら嬉しいものらしいので。嘘も方便。わたしはすでに前に5人ついてても「今日初めてですぅー」と可愛いデリヘル嬢です。

しかし、ここまでくるとシャボンの匂いもキツくなっているし、かなり顔も疲弊しているのでバレてるかもしれませんね(白目)。

・痩せていて色白の男性はアソコがデカい

・太っている、もしくは体格がいい人はアソコが小さい

・毛深い人は愛撫がうまく、中性を思わせる人はマグロ(お刺身じゃないですよ 笑)

・おしゃべりな人は見栄っ張り。寡黙で朴訥(ぼくとつ)な人は意外と優しくって謙虚

・若い既婚者はキスをしてくる。独身でいかにも遊んでるって人はキスをしてこない

・頭が薄い人は絶倫で、毛がふっさりしている人は淡白

一概には言えませんが、デリヘル利用者にはこんなパターンな人が多いです。

最後に、年配のおじいちゃん。

「わしゃー勃たんけれど、いいかのん?」と。いいです、むしろ大歓迎です。

とは言いませんが「いいですよ。デリヘルでオンナを呼ぶなんて元気ですねー」と優しく論しておきます。

フフっ。そして年金暮らしと思しき殿方は大抵べろんべろんに身体中を舐め漁ります。

「ううー若返るよー」といい、溶けそうになるまで舐めまくられます(笑)。

いろいろなジャンルのお客さんがいらっしゃいますが、基本同じ器官がついた人種。

「えー、すごいですねー」

「洋服のセンスいいですねぇー」

「モテるでしょ? もうぅ」

などど言ってやりますと

「いやーそんなことないってばー」と頭を掻きながら照れるのは皆一様に同じです。

風俗客あるあるの一番は結局、誉めればみんな対応が良くなるってこと。

誉められて悪い気がする人はいないですからね!

次回は「カラ恋」です。え?カラ恋って何? お楽しみに~♪

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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