『60分で』と言われると(わ!短い)
『90分で』と言われると(ん、妥当かな)
『120分で』と言われると(ゲゲ長い)という感じになります。
風俗バイトにおいて、時間を死守するということは大事なことです。
箱ヘルやソープなどの風俗業種は、お客さんが自ら率先して風俗店に出向くので、指名の風俗嬢の子が他のお客さんに接客していない以上、待たせるなんてことはまずありません。
しかし、デリヘルの風俗バイトは、お客さんが先にホテルに入ってデリヘル嬢を待ちます。
ホテルにもよりますが、昼間の休憩はノータイム制なのでいいのですが、夜だと休憩時間が大体決まっているため、風俗客を待たすわけにはいきません。
そのホテルのシステムや、土地柄にもよりますが、なるべく早めにホテルに行かなくてはなりません。
風俗求人サイトにも書いてありますが、「自走でも大丈夫です」という文句。
風俗求人サイトを見て、「あ、自走でもいいのだな」と思ってお店を決める子もいますね。
自走とは、自分の車で自分だけでホテルに行くことです。(あたしもそうなんですよ〜。自走デリヘル嬢です)
なので、待機をしていて連絡が来たら、すぐにお客さんの待つホテルに出向きます。
時間にして、約30分以内というところでしょうか。
風俗バイトをする上で結構必須なのは、運転免許証ですよ。
少し蛇行しますが、風俗嬢の子は運転免許証のない子が結構います。
もし、なにか体に異変がおき、風俗バイトができなくなった場合のことを思慮しつつ、運転免許証を取得しましょう。
ドライバーだってできますし、自走でもいけます。
と、余談でしたが、ホテルについたらまず、風俗客の名前と自分の所属している店の名前をフロントに伝え、部屋に通してもらいます。
ここ最近は、デリヘルが増えたため、ホテルは平日でもわりと混み合っていますね。
風俗客と対峙をしたら、時間を聞きます。
仮に60分だったとしますね。ここでタイマーをセット!
約、15分前にセットをします。ということは、約45分です。
フリーの風俗客だと、談笑もしたいところですが、時間がないということを冒頭におき、早速シャワーに誘います。
デリヘル嬢は、一緒にシャワーをするのもお仕事です。
性器を洗いながら、優しく話しかけるようにします。
ここですでにコミニュケーションが取れますので、あとは、ベッドに行き、風俗客の要望を聞き入れ、射精をするわけです。
射精さえしてしまえばもう安心。なのですが、厄介なことにすんなりと、射精をしてくれるお客さんってわりと少ないのが現状です。
風俗遊びをする人は、風俗慣れをしていると思いがちですが、男性はデリケートな生き物なので、極度の緊張から射精をしない場合もあります。
こういう土壇場も踏まえ、なるべくプレイを早めにこなした方がいいのです。
時間があまりそう~、的な感じでちょうどよいのです。
何をしてもイカない強者もいます。
風俗バイトでなにが辛いかといえば、なかなかイカないお客さんの相手ですよね。まったくもう!
そうこうしていると、タイマーがなります。
『あ!タイマーなったよ』と、一瞬慌てます。
そうするとお客さんが、
『え?いいの?支度しなくても?』
と必ずいうので、
『あ、大丈夫ですよ、少しなら遅れても。内緒ですよ』
なんていえば、風俗客は、「わ、優しい~!」などと単純に喜ぶので(男は単純)、タイマーはやはり15分前セットをお勧めいたします。
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藤村綾
風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。