現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

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【第112話】プレイの時間配分について

2017.4.19

『60分で』と言われると(わ!短い)

『90分で』と言われると(ん、妥当かな)

『120分で』と言われると(ゲゲ長い)という感じになります。

風俗バイトにおいて、時間を死守するということは大事なことです。

箱ヘルやソープなどの風俗業種は、お客さんが自ら率先して風俗店に出向くので、指名の風俗嬢の子が他のお客さんに接客していない以上、待たせるなんてことはまずありません。

しかし、デリヘルの風俗バイトは、お客さんが先にホテルに入ってデリヘル嬢を待ちます。

ホテルにもよりますが、昼間の休憩はノータイム制なのでいいのですが、夜だと休憩時間が大体決まっているため、風俗客を待たすわけにはいきません。

そのホテルのシステムや、土地柄にもよりますが、なるべく早めにホテルに行かなくてはなりません。

風俗求人サイトにも書いてありますが、「自走でも大丈夫です」という文句。

風俗求人サイトを見て、「あ、自走でもいいのだな」と思ってお店を決める子もいますね。

自走とは、自分の車で自分だけでホテルに行くことです。(あたしもそうなんですよ〜。自走デリヘル嬢です)

なので、待機をしていて連絡が来たら、すぐにお客さんの待つホテルに出向きます。

時間にして、約30分以内というところでしょうか。

風俗バイトをする上で結構必須なのは、運転免許証ですよ。

少し蛇行しますが、風俗嬢の子は運転免許証のない子が結構います。

もし、なにか体に異変がおき、風俗バイトができなくなった場合のことを思慮しつつ、運転免許証を取得しましょう。

ドライバーだってできますし、自走でもいけます。

と、余談でしたが、ホテルについたらまず、風俗客の名前と自分の所属している店の名前をフロントに伝え、部屋に通してもらいます。

ここ最近は、デリヘルが増えたため、ホテルは平日でもわりと混み合っていますね。

風俗客と対峙をしたら、時間を聞きます。

仮に60分だったとしますね。ここでタイマーをセット!

約、15分前にセットをします。ということは、約45分です。

フリーの風俗客だと、談笑もしたいところですが、時間がないということを冒頭におき、早速シャワーに誘います。

デリヘル嬢は、一緒にシャワーをするのもお仕事です。

性器を洗いながら、優しく話しかけるようにします。

ここですでにコミニュケーションが取れますので、あとは、ベッドに行き、風俗客の要望を聞き入れ、射精をするわけです。

射精さえしてしまえばもう安心。なのですが、厄介なことにすんなりと、射精をしてくれるお客さんってわりと少ないのが現状です。

風俗遊びをする人は、風俗慣れをしていると思いがちですが、男性はデリケートな生き物なので、極度の緊張から射精をしない場合もあります。

こういう土壇場も踏まえ、なるべくプレイを早めにこなした方がいいのです。

時間があまりそう~、的な感じでちょうどよいのです。

何をしてもイカない強者もいます。

風俗バイトでなにが辛いかといえば、なかなかイカないお客さんの相手ですよね。まったくもう!

そうこうしていると、タイマーがなります。

『あ!タイマーなったよ』と、一瞬慌てます。

そうするとお客さんが、

『え?いいの?支度しなくても?』

と必ずいうので、

『あ、大丈夫ですよ、少しなら遅れても。内緒ですよ』

なんていえば、風俗客は、「わ、優しい~!」などと単純に喜ぶので(男は単純)、タイマーはやはり15分前セットをお勧めいたします。

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。

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