現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

【第92話】自宅のお客さんの家に行くとき注意すること

2016.7.5

『自宅はNGです』な、

デリヘル嬢さんがちょろちょろいます。

あたしにしたら、風俗バイトなので、ホテルも自宅もなんら変わりないよぅ〜。

的な感じなのですが、が、 『いや、絶対にいや!』と、本当に嫌がる同業のデリヘル嬢の子がいて、

(Bちゃんにしておきます)

「なんでいやなの?」問うてみました。

Bちゃんは、顔をもたげ、首を横にふりながら絞り出すように、ゆいました。

「汚いの」

「え!」

まず、一声が、「汚いの」だったのです。

汚い。

あまりにも抽象的な物言いなので、どこが?質問をしました。

「布団とか、お風呂とか。生活感が溢れてる感じが本当にいや」

あー、まあ、納得。納得。自宅にデリヘル嬢を呼ぶお客さんは2種類いて、

『汚くても平気なお客さん』と、『綺麗だからホテルと同じだよ、なお客さん』後者の

『綺麗だし』のお客さんは、ホテルと見紛うほどに、綺麗にしてある方がほとんど。

デリヘル嬢を呼ぶにあたり、汚いと失礼だろ?な、紳士的な対応をしてくれます。

がぁ〜。前者の『汚いけど呼んじゃった。テヘ』な、お客さんは、ぶっちゃけ、ケチだし、

自分の欲望を満たしたいだけの怠惰な人が多い。

この場合に本当に気をつけないといけないのは、先ほどにも書きましたが、『布団』です。

ホテルだと、きちんとベッドメーキングが施してあり、安心して寝そべれますが、

汚い部屋は布団も汚い。せんべい布団しかり。異臭がする布団に横たわるのもいやで、

なるたけ、上になるも、そういうお客さんに限って、せこいので、女体を隈なく舐めたが

り(いや!)

結局寝かされてしまいます。

風俗嬢だからって、マナーを守って欲しい。

確かにお金を払っているのかもしれないし、その時間はデルヘル嬢はお客さんにサービスを

しなくてはいけない。

けれど、そのような万年床できちんとしたプレイはできません。

風俗求人サイトでも、『自宅NGでも大丈夫ですよ』と、書いてあるところが大多数なのは、やはり、

汚いというイメージが強いからかな。

風俗求人サイトを見てわからないところがあったら、質問をしてもてね。

風俗バイトでわからないことは訊けば教えてくれますから。

自宅に行ったときの注意点。

その2は、カメラがないかどうかかな。

この昨今。カメラも小型になり、スマホの技術も駆使されカメラが隠されていてもおかしくはありません。

これは、ホテルに呼ばれてもゆえることですが、盗撮をされているおそれがあるため、

部屋に入ったらまず、ベッドの上にあやしいものがないか、確認します。

例えば、紙袋や、ティシュの箱など。あやしいと感じたら「あ、これなあに?」と、

問いなんなら触ってみましょう。いいんです。

身の危険は自分でしか守れないのです。

風俗バイトは身体を主に使うけれど、頭もたいそう使う仕事なので、

常に気を回し危険を回避することをいつも心がけましょうね♪

『次回は、お客さんにゆわれ凹んだこと』です。第

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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