現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

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【第18話】フーゾク嬢になった理由

2014.12.16

年末ですね。慌ただしく過ぎ去る師走。

フーゾクで働こうとして、たまたま、わたしのコラムを読んで下さっている女性がいるかも?

を踏まえ『わたしがフーゾク嬢になった理由』を赤裸々〜に

書いていきたいと思います♪

フーゾクの世界。始める年齢は皆まちまち。

「18歳からやってるよー」やら、

「えー、結婚して子どもの手が離れたから、何となく興味本意でぇー」

働く理由や時期は千差万別。

昨今は泣く泣くフーゾクをしているってコ。いない気がするわ。

わたしがフーゾクに従事した○十年前。

な、なんと初風俗が『ちょんの間』と言う、

名前の如く「ちょっとやる部屋」笑。なんです。

詳しくは書けない為、ネットでググってねー。笑。

18歳の時。所謂、家出娘だったわたし。

家庭環境が思わしくなくかなり阿婆擦れでした。

パパ(古っ)が何人もいたり。景気が結構良かったからー。

今は不景気の為、愛人は難しいこと。あー。愛人と言う括りに縛られたい……。

と、話しが蛇行しましたけど。

別にお金に困っていなかったし、

ホストに嵌ったとか、そんなこともなくて。

フーゾクで働く理由もとりわけなかったんです。

が、紹介された『ちょんの間』のお仕事が、思いの外悪くなく、

男性の前で裸になるってことに抵抗がなくなっていったんです。

で、「ありがとう」と最後に労いの言葉をかけられる。

お金を貰い、感謝され、自分も気持ちよくなっちゃうなんて。(白目)

そんなフーゾク業界にわたしは嵌ってしまい、普通の仕事もしないまま、

一年程勤めた『ちょんの間』を卒業し、『箱ヘル』店舗型性風俗店に移りました。

全く嫌悪感なく面接に行き働き始めましたね。

然し…度重なるシャワー…。イソジンでのうがい…。

次から次へとくるチン○。

かなり疲弊し、お客さんに猜疑心まで抱くように。

好きでこのフーゾク業界に飛び込んだのに、

何人ものお客さんと肌を合わせていくうちに、

いつの間にか心が擦り減っていったのです。

(あー、今日は仕事行きたくない)って思うようになり、

まー、スランプってやつ。気分の浮き沈みが激しくて。

鬼出勤していたんですが、少しフーゾクから離れました。

その頃、子どもが出来て。(あ、わたしは子どもが2人います〜。)

もう上が高校1年。下は中学2年です。

(えー、そんな大きな子どもがいるのぉー?と今でもよー言われます。笑。)

早いうちにフーゾクに携わるとお金を随分と稼いでしまう為、

婚期&出産時期を逃す恐れがあります。

ここで子どもを産んでおいて本当に良かった!

あ、子どもの父親とはきちんと結婚していますよ。フフ。

あ、彼氏に旦那?綾さん、大丈夫?と思った方。

この件はいつかまたじっくり書きますねー。笑

まさか?わたしが子どもを産む?自分でも信じられない出来事でした。

が、2人産んで、落ち着いた頃。またフーゾクに行きたいと思惑するようになり、

小さな手を引っぱり子どもを連れてまた『箱ヘル』に従事するようになりました。

待機場でお姉さん、当時の店長さんが子どもを見てくれたので。

上のコが3歳。下のコが1歳の時かな。

仕方がないので開き直り言いました。

子どもを産んだら、ヘルスの仕事が新鮮に写り、新たな心持ち

仕事が出来るようになりました。

根本は『風俗のお仕事が好き』なだけ。

よー考えると理由なんてなかった気がします。笑。

『好き』なだけで安易にフーゾクを業にするなんてそう居ないと思います。

動機はなんであれ、飛び込んだ世界がフーゾクであってわたしは後悔もしていませんし、

それを凌駕する何かを得ているので、今もデリヘル嬢をやっていると思います。

嫌なら辞められる仕事だし。決断するのも自分です。

でも、これだけは言えます。

後悔すると思うなら辞めといて。

わたしが声を大にして言えるのはこれだけです。

ってあまり、参考にならずすみません。アハハー。

寒さもグッとくるこの時期。風邪にお気をつけ下さいね。

次回は次回は「リアル!!人妻風俗嬢」のお話し。デス。

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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