365日マネー女子宣言！（サンロクゴ）の現役デリヘル嬢のリアル体験～地獄でほっとけ～-第104話お客さんからの嫌なことのかわしかた-

風俗バイトをしていると、まあ、本当に多種多様なお客さんに出くわします。

風俗求人サイトには、お客さんにまつわる情報などはもちろん書いてはいませんが、サイトをよく見て、載っているお店にいろいろと相談するのもありなので、風俗求人サイトに載っているお店に何でも相談してね。

風俗バイト・風俗嬢っていうのは究極接客業。

デリヘル嬢はとくにそう。

呼ばれてホテルに入り、お客さんと対峙するまでどんな人が呼んでくれているかわからない。

ホテルに入るまで『常連さんは別だけれど』風俗を使うお客さんの顔・性格・嗜好などは全く分からない。

いやーなお客さんの特徴は。

まず、不潔っぽいのが、見てすぐ分かる人。

風俗に遊びにくるならある程度の清潔感を持ち合わせてきてほしいもの。

けれど、お金を払っているんだぞ。という観念のお客さんに限ってシャワーもぜず、消毒用のうがい薬でのうがいもしないで、横に座った直後に「キスしてもいい？」と聞いてくるタイミングで唇を寄せてきます。

「あー！ちょっと待ってぇー！」

ここでその行為を許すと、うがいもシャワーもままならないうちに、行為におよんでしまうことがあります。（風俗嬢は流されやすいので〜）

しかしここで叱ってはダメ。

やんわりと可愛い所作で一旦お断りをします。

うつむきながら、

「恥ずかしいですって。もう、せっかちなんだから。まだ、プレイの時間はあるから、綺麗にしてから、たくさんサービスするね！」

満面の笑みを向けて言います。（風俗バイトは我慢も大事）

デリヘル・風俗のお客さんってわりと、素直にデリヘル嬢の話を聞いてくださる。

やはり雰囲気を壊したくないのかな。

無理なことをしてくるくせに、無理なことは無理強いしない。言えばだいたい分かってくれますね。

風俗に来たから元をとらないといかん。などと、奮起し鼻息を荒げ、「どう？気持ちいい？」と、濡れてもいない膣に指を挿てれくるお客さん。まー、多い。

風俗バイトはあくまでも仕事。

気持ちのいいふりをすることもときに大事。ときに必要。

ここでお客さんの機嫌を損ね、逸物が縮んでしまう恐れがあるので「痛い！」の単語はシークレット。

「痛い！」の代わりにあしらう上手いセリフは、「あん、もっと、優しくして。そうっとね。」と言いながらお客さんの指を舐めながら（お客さんは単純です）、劇団風俗嬢を出しましょう。

爪の短いのを確認した上でお客さんの指を咥えます。たっぷりと自分の唾液を付着しておけば、指を入れても大丈夫。

指を舐めると興奮するお客さん（男性）は結構います（笑）。

というように、風俗バイトをする上で何かしら自分なりの上手いあしらい方（かわし方）を作っておくと、風俗バイトがもっと楽しくなるはずでーす。

風俗嬢・デリヘル嬢って上手いあしらい方（かわし方）って本当に大事。

基本身体を使う仕事だけれど、頭も気もかなり使いますからねー。本当に。

次回は、『人気嬢・お茶引き嬢との接客の違い』です。

藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。