現役デリヘル嬢のリアル体験~地獄でほっとけ~

現役デリヘル嬢のリアル体験 地獄でほっとけ!

【第60話】「冬の風俗のお仕事の苦難!」

2015.11.10

冬の風俗バイトのお仕事といえば…

そりゃー、『寒い』の一言じゃあないですかぁ?(あたりまえか)

デリヘル業のメイン戦場であるホテルに暖房があるからといっても、シャワーをちゃちゃと浴び、バスルームから出ると、水滴のついた身体は一気に体温が下がり、きちんと、バスタオルで拭くまで、寒いのです。

お客さんと顔を見合わせ、『うわっ、さみー、さみー』といいながら、冷たいベッドに潜り込むのも、まあ、冬限定の風俗プレイスタイル

潜りながら、フェ◯をするのもお客さんは興奮するらしいです。

冬の風俗布団プレイ?

…と、風俗プレイのくだりは置いといて、乾燥!辛いですね~~。

暖房の効いた部屋は常(とこ)サハラ砂漠状態。

「ああ、いや、ダメ、そこ、あー、イクッー」

…などど、大げさな嬌声を絶え間なくあげれば(ちっとも、よかーない。演技)唇がやたらと乾燥をしてしまい、何度も、舌で唇を舐め、とりあえずの乾燥を防ぎます。が、この乾燥唇に降りかかる最悪の出来事が……。

お客さんがあたしを隈なく舐めまわしていて、(唾が身体に付着し、寒かった。どんだけー)あたしは、あいかわらずの嘘の喘ぎを。(お仕事ですから)

やばいー、唇が乾燥しまくっているぅ。と、察した、直後、

お客さんがいきなり、あたしの上にのりこみ、唇を重ねてきたわけ。

わーすごい、乾燥してんのにぃー。

パサパサの唇はお客さんの唇に塞がれ、少々の違和感を持ちつつ、舌を差し出し、絡めました。

ん?なんだか、変な味がする。

きっと、お客さんも思ったはず。で、キスを解き、唇を指で触ったら、な、なんと、切れて、血が出てました。泣 お客さんの唇もパサパサだったみたいで、合わさったあと、潤いもないまま、唇を離したので、切れたのです。うー、しばらく、デリヘル嬢なのに、フェ◯も出来ないし、治るまでお仕事をお休みするはめに。

仕事場の乾燥をなめちゃーいけませんよ。苦笑。

なので、乾燥対策として、部屋のシャワーを熱湯にし、

バスルームを開けっ放しにしておきます。

シャワーの湯気が部屋充満し、ナント自然な加湿器に。

これ、オススメです。

(デリヘルバイトで向かう先がホテルの場合限定ですがね 苦笑)

乾燥は喉もやられるし、身体も粉を吹くほど乾燥してしまいますからね。

体が資本!なデリヘルバイトでは乾燥は大敵!

風邪もひきやすくなるので、部屋での加湿対策は絶対ですよ!

あとは、先ほどちょっと出てきましたが、身体の乾燥ですね。

シャワーを日に何度も浴びる、風俗嬢。

挙句、風俗バイト中の時間稼ぎも相まって、湯に浸かることもしばしあり。

(あ、あたしは、あまり浸かりませんよー。やっぱり、乾燥対策)

気がつくと、手も足も身体も乾燥していて、かさかさ。

いちいち、クリームなんて塗っていられないほど忙しい、デリヘル業の年末。

「あやちゃん、かかと、かさかさだよ」

「……」

やだ。わかってますよ。

クリームを塗っても、またシャワーできりがないんですよ

言えやしない。

「もう、そこ、触らないでくださいよ」

頬を赤らめつつ、羞恥心あらわに、恥じらうも、

意外とお客さんっーものは、風俗嬢の身体を見ています。

風俗バイトでは…!身体のメンテナンスも大事なデリヘル嬢のお仕事。

特に冬のメンテナンスは手を抜けませんね。

プレイを終えたあと、時間が許せばお客さんに

「ちょっと、身体にクリーム塗っていいかな」といえば、

「いいよ。乾燥するものね。大変だね」と優しい言葉をかけてくれる♪

ありがた~いお客さんばかりです。

「あ、このデリヘル嬢はきちとメンテナンスしているんだな。」

そう、いい方にも思われます。

一石二鳥とは、まさにこのこと。フフフ。

なにせ、冬の風俗バイトの仕事はきついのです。

寒さに負けず、デリヘルやその他風俗業種についている嬢も!

お互いがんばりましょうね~~。

次回は『忘年会シーズン客・あるある』です。

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藤村綾

風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。




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