そういえば、あたしはむかしから、キスが苦手だった!
ええ!今更かい!と一人突っ込みをいれつつ、風俗バイトのキスにまつわる云々を語りたいと思いまーすぅ!
お客さんとのプレイの一環に『キス』という単語は風俗バイトでは基本プレイに含まれています。 ががぁ、キスをしないで、終わっちゃう人もいます。
あたしの、プレイスタイルは(皆、自分のプレイスタイルがあるはず)
まず、お客さんを「いいから、寝てください」となだめるようにいい、寝かせ…
キスはしないで、突然、乳首を転がします。
ここで、キスをしたいお客さんは
「ねぇ、キスってしてもいいの?」
してもいいのに、決まってるけど、律儀に訊いてきます。
うん、いいよ。
頬を赤らめつつ、小さく頷くと、お客さんから率先して舌を絡めてきます。
で、あれよあれよという間に、あたしは、下になり、攻められるのであります。
そう!キスをされると、必ず攻められるのです。
だからあたしのスタイルはキスをすっとばしてかーらーの乳首攻め!ってワケ。
乳首からの、お腹からの(時折、ヘソが臭い人がいるし。余談)逸物を咥えると…!
咥えたらもう、キスはないですねー。(苦笑)
自分のものを咥えた唇とキスをしたくない!
これぞお客様心理?!
お客様心理といえば…
デリヘル嬢だと、踏まえて接しているお客さんは、キスをしないことが多いし、
デリヘル嬢だとわかっていて、逸物を咥えてもキスをしてくる人もいます。
後者のデリヘル嬢だとわかっていても、ベロンベロンにキスをしてくる人。
あー、本当にやだ。けれど、仕事と割り切って、なしくずしに、キスをされまくられ、
唇がふやけそうになることもしばしばあり。
どんだけー!ってくらいしてくるし。
「あ、俺、フェ○よりも、キスの方が好きなんだわ」
変わった性癖の持ち主もいらっしゃいます。
ディープなキスを何十分もしたことがあり、途中、「ねぇ、舌だしてよ」とか、
「もっと、唾、ちょうだいよ」「俺の、舌を吸ってよ」おえー、となることもあります。(○≧∀≦)
風俗バイトをしていると、キスも、裸になるのも、大股を開くことも、平気になってしまいます。
そのむかし、キスをするだけで、心臓がドキドキして、頬を赤らめたこともあったはず。
キスも仕事の一環になってしまっている風俗バイト。
仕事だもの、あたりまえじゃん。言ってしまえば、それまでだけれど。
キスは特別で、好きな人としか、したくない。
そう、いいはる風俗嬢の子もいます。
わからないでもない。むしろ、そっちの観念のほうが正しいとさえ思う。
風俗嬢も女だし、どの女の子でも、ファーストキスはあったはずだしで。
キスは特別なんだよね。本当は。その基本の気持ちは忘れてはいけないと思います。
特別な行為をして、お金に換金しているのだから。
歯磨きと、イソジンでのうがいをきちんとしてくださるお客さんは、
キスもうまいし、優しく扱ってくれます。
ほんの些細な仕草でもお客さんがどのタイプなのか、わかります。
あっ、一番嬉しかったことは、ラブホテルにある、歯磨きって、袋に入っているでしょ?
その袋を開けてくれ、歯磨き粉までもつけてくれたお客さんがいたー。
あたしは、そのお客さんと、キスをたくさんしましたよー。
その優しさ、気遣いに、クラりときましたとさ。
次回は『風俗嬢をやめた後のこと』です。
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藤村綾
風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。