風俗嬢(デリヘル嬢・ソープ嬢など)って究極の接客業です。
ファミレスのお姉さんや、キャバクラ嬢も確かに接客業です。が、しかし、そこのところの一番の違いは、裸体になることです。
ファミレスや、キャバクラ嬢は着飾ってなんぼ。屈託無い笑顔を見せてなんぼです。風俗嬢は全く逆で、裸体でなんぼです。
なので、確かに裸体のままお客さんのところに出向くわけではないのだけれど、脱いでからが勝負な上、身体を使って接客をするわけですから、頭も身体も疲れます。
(もちろん脱がない職種の求人もあるから、ぜひチェックしてね)
お客さんは男性限定。異性との会話。異性の悦ばせかた。そのようなことは、どの風俗求人サイトにも書いてはいません。
風俗求人サイトを見ても接客の極意は書いてはいないので、こればっかりは、風俗求人サイトをチエックしてもムダ。
風俗嬢・デリヘル嬢の接客の極意は自分で見出すものなのでございます。
しかしながら、初見で会い、すぐに目の前にいる男性の性格など分かるはずもなく、軽く「あ、今日はお休みなんですか?」と、悪気があって聞いたわけでもないのに、「は?なんであんたにそんなことを言わないといけないんだ!」と、まさかの返答に屈した覚えがあります。
なので、極力自分からは話しかけず、お客さんからの対応を待ちます。
それから様子見でポツポツと話をしてゆきます。変なところで憤怒するお客さんもいらっしゃいますからね。
風俗をやるにあたり、演技が大変大事だと痛感しています。演技でも笑顔。
笑顔でいると、お客さんも話しやすくなって話してくれます。
そこからは、探り探り話を引き出し、うまくシャワーに誘導します。
デルヘルの場合先にシャワーをしたからね(笑)などという不届きものがいますが、ここは、デリヘル嬢たるもの、ぴしゃりと言わなくてはならないことがあります。
なるべくおもねた声音で、「ダメ、一緒にシャワーをしましょうよ」と、時間稼ぎのためと、あそこの確認のために必ずシャワーに誘導(笑)
浴室でお客さんが脱いだ衣類をなんとなく(きっちりでなてもよい)でいいのでたたんであげます。
(あたしは、畳まれるほう……。白目)
そうすると、どうでしょう。お客さんが、やけに気の利く子だ。と認識し、丹念にチン○を洗われるのを拒みません。笑
てゆうか、今から舐めるものだから綺麗にしているの!ということを察知されないように、洋服を畳んだりするのであります。
そういうところの防御戦は大事だし、よりよい接客に繋がりますね。究極の接客業・風俗嬢。
風俗バイトをしているコも、これから風俗求人サイトをみて風俗バイトをするコも風俗バイトはものすごい究極の接客業です。
風俗バイトができれば、なんだってできちゃうよ!
次回は「よいお店の選び方」です。
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藤村綾
風俗歴15年。現役デリヘル嬢。風俗ライター。『俺の旅』ミリオン出版にて『風俗珍講座』連載中!日々炯眼な目で人間観察中。